人権「金ちゃん(田中利夫さん)の紙芝居」


市民が集めた朝霞の歴史 ASAKA HISTORY GALLERY 金ちゃんの紙芝居(朝霞の裏歴史)

金ちゃんこと田中利夫さんから、「もっちぃにお願いする」と託された紙芝居。

時代に翻弄された、女性たちの悲しい実話です。

二度とそんな思いや体験をを女性やこどもたちに味わわせたくないと、引き継いでいます。



金ちゃんに出会ったのは2019年夏のカストリ書房さんでの口演。

この絵を見た時に、すっかり魅了されてしまいました。

そして同時にこの紙芝居が似合う場所がある!とすぐにピンときました。

それは町田のエンターテイメントレストランまほろ座。

それでその場で、「この紙芝居をさせてください」とお願いしました。

しかし、そのあとが大変で苦しむことになります。

どうしたら、実在の人物、パンパンとよばれた女性ベリーさんと黒人兵トニーの生きた証を紙芝居で示すことができるのか。金ちゃんがこの紙芝居で伝えたいことはなんなのか。

ずいぶん焦り悩みましたが、まほろ座での公演が終わり、お客様から、

「感動したわよ。本を買いました。サインしてください」とおっしゃっていただき

伝わったことに感謝し涙ぐみました。

金ちゃんの紙芝居は早稲田大学の先生も認める、貴重な朝霞の歴史資料でもあります。



①「ベリー嬢奇譚」

かつてハニーさんと呼ばれた米軍基地で働く「ベリーさん」と黒人兵トニーとの恋物語。

金ちゃんのあだ名を持つ、田中利夫さんが少年の頃大好きだった二人を独特のタッチの絵で描きます。

朝霞市の貴重な歴史資料として、早稲田大学の先生も認めています



②「裸のおばさんお狂人つぁん」

金ちゃんこと田中利夫さんが生まれ育った埼玉県朝霞の町には、終戦直後「キャンプドレイク」という広大な米軍基地がありました。町の人たちはなんらか基地に関わって生きていました。

少年時代の金ちゃんの心に焼き付いた女性のお話です。

紙しばいや もっちぃ

2015年、川崎市から全国各地で紙芝居。 紙芝居師・紙芝居クリエーター。 東京都公認ヘブンアーティスト。 子どもたちに美しい地球を、 安全な社会を受け継いでいきたい。 そんな思いで紙芝居を届けています。 子どもも、大人も心に届く、 笑顔あふれる元気な紙芝居! 全国・海外どこへでも!